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2007年08月27日
SBI北尾さんの講演会に行った(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
トップポイント主催の「2007年上半期ベストブック第1位、『何のために働くのか』の著者が語る!」に行った。トップポイントというのは、『毎月、100冊以上ものビジネス関連の新刊書を読破し、それらの中から内容が斬新で、アイデアに溢れ、経営者、ビジネスマンの皆様に本当に役立つ本を探します。そして、 ぜひお薦めしたい、「一読の価値ある本」を10冊選びます。 その10冊の本の概を、1冊あたり4ページで、わかりやすく紹介します。 読みたくなった本を購入する場合は、巻末にある「本の宅配サービス」用紙にて注文いただけます。 』というコンセプトの雑誌で、僕は7年くらい購読している。
http://www.p-b.co.jp/
この会社の顧客管理、マーケティングは素晴らしいものがあり、いつも関心しているのだが、今日はとてもいい話が聞けた。内容は、『「仕事とは人生そのもの」という北尾氏が、幼い頃から親しんできた中国古典を下地に、働くことの意味、そして人生の目的を語る。真に幸せな人生、悔いのない生涯を送るための北尾流人間学とは──。』というものだった。
北尾さんの話を聞くのは、これで2回目になるが、生意気な言い方をすれば自分の経営観ととてもよく合っていると思う。僕自身はあまり中国古典は得意ではないが、共感する所は非常に多い。「片言隻句」には重みや深みがある。
今日の講演は、講演後のQ&Aが特に面白かった。北尾さんは、子供の頃から中国古典に親しんできた訳だが、同じ所を読んで若い時と今では感じる所が全く違う、まさにその通りだと思う。今回の片言隻句の中で特に唸ったのは以下の言葉だ。
「良識、見識(徳)のある者には地位を与えよ」
「功あるものには碌(カネ)を与えよ」
組織を創る上でとても参考になった。
2007年08月26日
語録は開発し続けなければならない?(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
上村が語録シリーズを始めた。今回は3つシリーズはお休みして、別の話題にする。
時々、上村は僕に似ている所があると思う。その1つが先人の言葉をよく覚えている事だ。僕も四半世紀前のTDKの新入社員教育で聞いた創業者の一人である山碕さんや武井さんの言葉を今でもよく覚えているし、マルマン創業者である片山豊社長の言葉もたくさん覚えている。片山社長は社員教育の場で「山川は俺の言った事をきちんと覚えている。何回聞いても覚えていないお前らとはどんどん差が開いて行くんだ。よく覚えておけ。」と先輩社員を諫めていた。確かにその通りだった。
よく覚えているかどうかというのは、記憶力の問題ではないと思う。これも1つのマッチングだ。そもそも僕が覚えている言葉のほとんどは「創業者」(または開発者)の言葉であって、サラリーマン社長や窓際部長の言葉など、ほとんど記憶にない。言葉の重みが違うからだ。また同じ創業者の言葉でも、全く琴線に触れない人も山のようにいる。それは聞く側のレベルの問題なのだと思う。フェライトの発明者である武井さんの言葉で「実験で結果にばらつきがあるとダメだダメだと言う人が多いが、ばらつきが出た時こそ新しい発見のチャンスなんだ。」とおっしゃった。つまりばらつきの原因を究明する事で新しい発見があるとういう事なのだ。これは深い。センダストという物質が仙台のダストがきっかけで東北大学で開発された事は有名だが、あのシャープの液晶も元は不純物が混入した事がきっかけで開発された。弊社常勤監査役である保月は、とあるTV番組でも紹介されたが実験室で吸ったタバコの煙がきっかけで画期的磁気テープを開発した。創業者とか開発者というのは、あたりまえでない事をやっている事が多く、それだけにその言葉に重みもあり心に残るのだと思う。
現在、ALBERTで「イメージセレクトサーチ」、「ファジィスペックサーチ」を販売している。「イメージセレクトサーチ」は上村が、「ファジィスペックサーチ」は僕が開発した商品だが、その後ITT、CSS、PSSなどの開発をしている。開発はし続けなくてはいけないのだが、時には誰にも内緒で秘密裏に行う事も必要だ。産まれる前は外敵に弱いからだ。これらの商品は今期中にリリースする予定なので乞うご期待だ。
しかし、色々な語録を上村に書かれてしまうと、語録も開発しないとネタ切れになってしまうのではないかと不安になるが・・・。
2007年08月25日
【語録その1】開発はし続けなければならない(上村崇)
posted by Takashi Uemura
さて、今回から山川語録シリーズを連載するにあたり、過去7年間に山川から貰った言葉を色々と書き出してみた。
かなり沢山あった。自分でもよくこんなに覚えているものだなと思うが、それだけズッシリと来るものがあったということだろう。
語録の中でも、ビジネスをやっていく上で、最も本質的と思えるのが
「開発はし続けなければならない」
という言葉だ。
学生の時に始めて聞き、強烈に記憶しているし、現在でもよく山川が使う言葉である。
「し続けなければならない」という部分が非常に本質的だ。
企業は存在し続けなければならない。
雇用を生み出し続け、1人でも多くの人の幸せのために価値を創出しつづけなければならない。
完全な独占状態で誰も参入できない市場であれば別だが、競合他社が存在するのが常であるとすると、存在し続けるためには、成長し続けなければならない。
つまり「より良いものを、生み出し続けなければならない」ということだ。
だからこそ、「開発はし続けなければならない」のだ。
ALBERTでも既に色々と競争力のある商品を生み出している。
ただ、それも直ぐに陳腐化してしまうだろう。
だから日々、開発し続けなければならない。
ではどうすれば開発し続けられる会社になるのだろうか。
続く・・
2007年08月23日
感性で選ぶISS、ニッセンで本日スタート!(上村崇)
posted by Takashi Uemura
ニッセンのオンラインショップで、イメージセレクト検索システム「ISS」が本日スタートしました。
ISSは、まるでウェブ上でウィンドウショッピングやカタログショッピングを楽しんでいるように、ユーザーの感性やこだわりによって、次々に商品に出会うことのできる仕組みで、アパレルやアクセサリー、家具などのECサイトに最適なソリューションです。
先日の日経新聞にも大きく取り上げていただいて依頼、多方面から、ガンガンお問い合わせをいただいています!
2007年08月20日
日経新聞に掲載!ニッセンで導入ALBERTの「ISS」(上村崇)
posted by Takashi Uemura
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20070820AT1D1602017082007.html既にご覧になっていらっしゃるかとは存じますが、本日の日経新聞朝刊11面にて、感性検索の事例としてニッセンのオンラインショップに導入予定の弊社エンジン、「ISS」が掲載されております。
NIKKEI NETにも掲載されています。
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20070820AT1D1602017082007.html
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ニッセンのオンラインショップで導入
感性やこだわりで選べる
ALBERTのイメージ検索システム「ISS」
http://www.albert2005.co.jp/release/archives/200708/20_000000.html
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ISSはアパレル以外にも、家具や雑貨などデザインで選択する商品には最適なシステムです。
がこの手の商材では、数値に落とせる「スペック」が少ないため、条件を指定して件数を絞り込むことが難しく、取り扱い商品数が多い場合、後ろのほうに掲載されている商品はほとんどユーザーの目に触れることがありません。また、カテゴリ検索を採用している場合でも、分類されているカテゴリが違えば、例えそっくりなテイストの商品でも、ユーザーの目に触れることはありませんでした。
ISSはこの点を解決し、まるでウェブ上でウィンドウショッピングやカタログショッピングを楽しんでいるように、ユーザーの感性やこだわりによって、次々に商品に出会うことのできる仕組みです。
ニッセン搭載時にあらためてご紹介させていただきます。
2007年08月16日
経営者に求められる意思決定の3原則(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
「経営者に求められる事は何か」、とか「リーダーに求められる事はなにか」という質問は、色々なところでされているし、色々な人が答えている。特にこれが正解というものはないし、必要充分条件になっていなくてもそれはそれでかまわないと思っている。たとえば、「人間とは考える葦である」という有名なパスカルの言葉は、「人間は自然の中では矮小な生き物にすぎないが、考えることによって宇宙を超える」という哲学だとされている。しかし、「考える葦は人間である」という言葉に意味を持たなくてもよい。
経営者に求められる事という質問であれば、決断力とか実行力とか色々あるだろう。では、経営者が意思決定をする時に求められる事は何かを考えてみた。
①根本的にものを見る
②多面的にものを見る
③長期的にものを見る
この3つを挙げたい。『根本的にものを見る』というのは、そもそもどうあるべきかとか、原理原則は何なのか等、原点に返りゼロベースで考え直して見ることを意味する。経営理念に則っているか、信義を重んじているかという事は、常に考えていなくてはいけない事だが、特に迷った時にはまずここを抑えて行きたい。
『多面的にものを見る』というのは、どうしても判断は一人よがりになりがちであるが、ステークホルダーのそれぞれがどう感じるか、どう考えるかなども考慮する必要がある。立場を変えて見る、角度を変えて見る等も重要だ。
『長期的にものを見る』、これは特に企業は発展し続けなくてはいけないという企業の根本論からしても大切な事で、明日の売上が欲しいことは当然の事だが、中長期的にそのビジネスがどうなるかを熟慮しなくてはいけない。創業経営者の場合、比較的長期にものを見ると思うが、任期の決まったサラリーマン社長は任期中の業績しか頭にない人もいるので、任期がが終わった瞬間に業績が悪化するという事も起きる。私の考える企業の成長曲線というのは、まさに「ロジスティック回帰曲線」であり、黎明期は水面下を必死に全員で漕いで徐々に浮上する、成長期に入ると一気に指数関数的に成長する、偏曲点を迎える頃(成長スピードが鈍化する頃)には組織も方向性も変わり安定期に入る。成熟期になればひたすら安定成長を目指す。それぞれのフェイズで何を重視するか、どんな人が経営するのがよいかも変わって来る。
場合によっては、偏曲点を何回か迎え多段階の成長曲線を描く事もあるだろう。ALBERTはまだ水面下で全員で必死に漕いでいるフェイズだが、今まさに真夏の太陽が明るく輝く水面上が見えている。1つ頭を出せばあとは一気にジャンプだ。
経営の意思決定は、それぞれのフェイズで微妙に変わって行くと思うが、どのフェイズでもこの3原則は忘れてはならないと思っている。
次回は、企業経営に求められる価値観について述べたい。
2007年08月15日
ほぼ山川語録(上村崇)
posted by Takashi Uemura
折角、誕生日当日にエントリーを投稿せずに、自分の番まで溜めておいたつもりだったのだが、実は投稿の順番を勘違いしており、ノーカウントとなってしまった。
(ALBERTBlogは順番どおりに投稿から中2営業日空けずに書くという鉄の掟があるのだ・・ただし、順番通りではないイレギュラー投稿はカウントしない。)
実は佐々木の次は私だったのか。。
さて、気をとりなおし。
佐々木の「名言」しかり、山川の「3つシリーズ」しかり、テーマを設けると継続投稿しやすくなる。
三番煎じだが私もその手で行くことにする。
■暫く連載テーマ「ほぼ山川語録」
21歳の時に山川と知り合い、7年目に突入している。
毎日のように朝方まで一緒に仕事をしてきたので、7年といっても、その2倍くらい一緒にいた感じだ。
そんな山川から貰った言葉の中で、いくつか「これは!」と思ったものがあり、今の自分の糧になっている。
5年おきに新しい会社を作ってきた山川自身の経験から出たものや、山川が敬愛するマルマン創業社長の言葉、その他出所不明のものも混ざるかもしれないが(したがって"ほぼ")、少なくとも、「私が山川から聞いた」ありがたい言葉を、自分の解釈とエピソードも交えて紹介していきたいと思う。
2007年08月09日
28歳になりました(上村崇)
posted by Takashi Uemura
先週土曜日に28歳になりました。
お祝いの言葉をいただいた皆様、ありがとうございました。
ALBERTを創業した時点ではまだ25歳だったのですが、月日が経つのは本当に早いものです。
この1年も多くの皆様の支えと、叱咤をいただくことができたことを心から幸せに思います。
皆様の愛を裏切らぬよう、事業の成功をもって恩返しできればと思います。
あ、お仲間の皆様も、おめでとうございます。
↓
1976年 松原朋子(歌手)
1975年 鈴木蘭々(タレント)
1974年 山本美憂(アマレスリング)
1972年 ナラミカ(歌手)
1972年 チェ・チューヤン(謝昭仁・タレント)
1971年 伊藤葉子(女優)
1966年 佐々木健介(プロレス)
1965年 布川敏和(タレント)
1963年 沢田知可子(歌手)
1961年 美保純(女優)
1949年 高岡健二(俳優)
1922年 石井好子(歌手)
1917年 多々良純(俳優)
1830年 吉田松陰(教育家・思想家)
2007年08月02日
日本感性工学会に参加(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
昨日から、会社のすぐ近くの工学院大学で「第9回日本感性工学会」が開催されている。感性工学会での発表は初めてだったのだが、関東学院大学の讃井先生に頼まれセッションの「座長」を務めた。
僕は学生時代は、学部卒という事もあるが学会とは無縁であり、その手のものは卒論発表会しか経験がない。インタースコープを創業した2000年に、共同創業者である平石さんの恩師でもある東京大学の池田先生と共同研究をしたのが、久しぶりのアカデミアとの接点だった。その後、現在弊社の顧問でもある女子栄養大学の芳賀先生のセミナーを受講し、その内容に惚れ込んで講演をお願いしたのがきっかけで、2003年9月の行動計量学会で発表をした。昨年は行動計量学会に加え、消費者行動研究学会でも発表し、今年はさらにマーケティングサイエンス学会、日本感性工学会でも発表する事になった。
はじめて学会に参加した時にはあまりに厳しい質疑応答に驚いた。そこまでぼろくそに言わなくてもいいのに、きっと仲が悪いんだろうな、と思った。しかし終わってみると一緒に飲みに行ったりしているのでかなり驚いた。(ただし、本当に仲が悪い場合もあるようだが・・・)
そんな事で、学会関係の皆様とのおつき合いも増えてきて、ついに座長を務める事になってしまった。そもそも座長が何をするかも分からない上に、初日のトップバッターだったので結構ドキドキだった。座長の仕事の内容は、司会進行と発表者への質問、発表者の評価などで、一応恙なく終了した。発表が長引き時間を過ぎても止めない発表者がいたり、全く会場から質問が出ない時が一番困る。
ただ、座長というのは、参加者に対して自己紹介をする機会があるだけでも、会社の認知率を上げるという意味で有効な広報活動とも言えるので、今後も依頼されればやろうと思う。学会の効用に関しては、また別の機会に話をしたい。
2007年08月01日
ベンチャー企業に求められる3つの条件(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
前回のエントリーで、3つでまとめる話をしたら、早速が上村が「コミュニケーション能力を3つに分解」という内容で自分の考えを示した。今日は前回予告した通り、「ベンチャー企業に求められる3つの条件」について話したい。
採用面接などで、「ベンチャー企業に興味があります」とか、「ベンチャー企業に就職したいんですが」、と言う学生がいる。そういう学生には、「じゃあベンチャー企業ってどんな会社の事を言うんですか?」と質問する。そんな時に、「大企業では大きな機械のパーツになってしまう可能性があるので自分は小さい会社がいいと思うんです」、という回答をする人がいる。確かに言っている事はよく分かるが、「じゃあ小さい会社なら小さな工場や商店でもいいではないですか?」と返すと、「いや、それはそうではなくて、ITをやっていて・・・・」となっていく。イメージでは分かっているのだろうけれど、明確な考えを持っている学生は少ない。
僕が考えるベンチャーの条件は次の3つだ。
①独自性を持っている
②成長性がある
③少数精鋭である。
NASAのロケットの部品を作っている超優秀な企業が蒲田にある。この企業は独自の金型技術を持っているので、自分達しか作れない部品を生産している。独自性がある訳だ。またこれだけの高い技術を持っているのであるから、精鋭が集まっているのだろう。しかし、NASAのロケットの需要は急拡大する訳ではないので、成長性があるとは言い難い。従って、この会社はベンチャーとは言わない。
また、時流に乗った商材を持っている会社があったとしよう。確かに成長性はあるかもしれない。しかしその商材に独自性がなければ、すぐ類似品が出るだろうし、長続きはしない。
3つめの「少数精鋭である」は、他の2つと比べると若干概念がMECEになっていないが、要は独自性があり成長性があっても、大企業をベンチャーとは言わないし、独自性も成長性もある企業で少数であっても、精鋭でない限りその成長性を担保する事はできないと考えている。ベンチャーには、一人でもぶら下がり(窓際)がいてはならない。全員が同じ目標に向かって前のめりで突き進んでいなくてはならない。そういう意味で、ALBERTは典型的な素晴らしいベンチャー企業だと確信している。
次回は、経営者に求められる意思決定の3原則について述べたい。
