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2007年08月01日

ベンチャー企業に求められる3つの条件(山川義介)

posted by Yoshisuke Yamakawa

前回のエントリーで、3つでまとめる話をしたら、早速が上村が「コミュニケーション能力を3つに分解」という内容で自分の考えを示した。今日は前回予告した通り、「ベンチャー企業に求められる3つの条件」について話したい。
採用面接などで、「ベンチャー企業に興味があります」とか、「ベンチャー企業に就職したいんですが」、と言う学生がいる。そういう学生には、「じゃあベンチャー企業ってどんな会社の事を言うんですか?」と質問する。そんな時に、「大企業では大きな機械のパーツになってしまう可能性があるので自分は小さい会社がいいと思うんです」、という回答をする人がいる。確かに言っている事はよく分かるが、「じゃあ小さい会社なら小さな工場や商店でもいいではないですか?」と返すと、「いや、それはそうではなくて、ITをやっていて・・・・」となっていく。イメージでは分かっているのだろうけれど、明確な考えを持っている学生は少ない。
僕が考えるベンチャーの条件は次の3つだ。
①独自性を持っている
②成長性がある
③少数精鋭である。
NASAのロケットの部品を作っている超優秀な企業が蒲田にある。この企業は独自の金型技術を持っているので、自分達しか作れない部品を生産している。独自性がある訳だ。またこれだけの高い技術を持っているのであるから、精鋭が集まっているのだろう。しかし、NASAのロケットの需要は急拡大する訳ではないので、成長性があるとは言い難い。従って、この会社はベンチャーとは言わない。
また、時流に乗った商材を持っている会社があったとしよう。確かに成長性はあるかもしれない。しかしその商材に独自性がなければ、すぐ類似品が出るだろうし、長続きはしない。
3つめの「少数精鋭である」は、他の2つと比べると若干概念がMECEになっていないが、要は独自性があり成長性があっても、大企業をベンチャーとは言わないし、独自性も成長性もある企業で少数であっても、精鋭でない限りその成長性を担保する事はできないと考えている。ベンチャーには、一人でもぶら下がり(窓際)がいてはならない。全員が同じ目標に向かって前のめりで突き進んでいなくてはならない。そういう意味で、ALBERTは典型的な素晴らしいベンチャー企業だと確信している。
次回は、経営者に求められる意思決定の3原則について述べたい。

2007年08月01日 00:53