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2007年08月26日

語録は開発し続けなければならない?(山川義介)

posted by Yoshisuke Yamakawa

上村が語録シリーズを始めた。今回は3つシリーズはお休みして、別の話題にする。
時々、上村は僕に似ている所があると思う。その1つが先人の言葉をよく覚えている事だ。僕も四半世紀前のTDKの新入社員教育で聞いた創業者の一人である山碕さんや武井さんの言葉を今でもよく覚えているし、マルマン創業者である片山豊社長の言葉もたくさん覚えている。片山社長は社員教育の場で「山川は俺の言った事をきちんと覚えている。何回聞いても覚えていないお前らとはどんどん差が開いて行くんだ。よく覚えておけ。」と先輩社員を諫めていた。確かにその通りだった。
よく覚えているかどうかというのは、記憶力の問題ではないと思う。これも1つのマッチングだ。そもそも僕が覚えている言葉のほとんどは「創業者」(または開発者)の言葉であって、サラリーマン社長や窓際部長の言葉など、ほとんど記憶にない。言葉の重みが違うからだ。また同じ創業者の言葉でも、全く琴線に触れない人も山のようにいる。それは聞く側のレベルの問題なのだと思う。フェライトの発明者である武井さんの言葉で「実験で結果にばらつきがあるとダメだダメだと言う人が多いが、ばらつきが出た時こそ新しい発見のチャンスなんだ。」とおっしゃった。つまりばらつきの原因を究明する事で新しい発見があるとういう事なのだ。これは深い。センダストという物質が仙台のダストがきっかけで東北大学で開発された事は有名だが、あのシャープの液晶も元は不純物が混入した事がきっかけで開発された。弊社常勤監査役である保月は、とあるTV番組でも紹介されたが実験室で吸ったタバコの煙がきっかけで画期的磁気テープを開発した。創業者とか開発者というのは、あたりまえでない事をやっている事が多く、それだけにその言葉に重みもあり心に残るのだと思う。
現在、ALBERTで「イメージセレクトサーチ」、「ファジィスペックサーチ」を販売している。「イメージセレクトサーチ」は上村が、「ファジィスペックサーチ」は僕が開発した商品だが、その後ITT、CSS、PSSなどの開発をしている。開発はし続けなくてはいけないのだが、時には誰にも内緒で秘密裏に行う事も必要だ。産まれる前は外敵に弱いからだ。これらの商品は今期中にリリースする予定なので乞うご期待だ。
しかし、色々な語録を上村に書かれてしまうと、語録も開発しないとネタ切れになってしまうのではないかと不安になるが・・・。

2007年08月26日 01:37