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2008年01月27日
購買予測モデルNSX(Net Style Index)_2(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
購買予測をするためには、消費者の「購入パターン」を知る必要がある。では個々の購入パターンは何によって決まるのだろうか。当時、この議論のベースになったのが、「Mモデル」というものだ。
Mというのは、当時このプロジェクトを手伝ってくれていた、Mさんの頭文字だが諸処の事情でここでの本名の公開は控えておく。
このチャートで最もベースにあるのが「気質」だが、Wikipediaによれば、「気質とは人間や哺乳類などの動物の集団が先天的にもっている刺激などに反応する行動特性である。性格と同一視されやすいが、性格は気質から作られる各個体の行動や意欲の傾向である。」とある。
ドイツ人のクレッチマーはその人の体格に応じて、人々の気質を3つに分類したそうで、ふっくら型は「そううつ気質」、細長型は「分裂気質」、がっしり型は「粘着気質」だそうだ。体格は生まれつき決まっているのか、ダイエットしたり鍛えたりしたら気質も変わるのか、という議論も出て来そうだが、社長の上村は親戚中細いそうだし、私の父も祖父もどちらかと言えばメタボ系なので、あながち間違っていないのかもしれない。
一方、性格とは、「ある人を特徴づけている持続的で一貫した行動パターン」と定義されている。気質は性格の一部という考え方もあるようだが、ここでは分離して考えている。性格は基本的な気質の上に形作られるもので、育つ環境や人間関係の中で変わって行くと思われる。また購入パターンを決める、「価値観」や「ライフスタイル」には、教育等によって形成されるその人の「能力」も大きく関わる。
気質の上に作られたその人の性格と能力によって価値観が形成され、さらにライフスタイルには社会動向、家族、収入などの外的環境要因が関わると考えた。価値観が同じでも、ライフスタイルは外的要因で変わるからである。
購入パターンを決める要素として、どんな「情報媒体」を参考にして購入するかという情報要因も大きい。この情報媒体を決めるのが「情報特性」であり、これも性格や能力によって決まると考えた。
NSXでは、これらの各特性を調査によってクラスターを作り、購入パターンを分類しようとしたのだ。(つづく)
2008年01月27日 01:05
