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2008年03月31日
第一四半期を振り返って(上村崇)
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弊社は12月決算なので、今日で第1四半期が終わる。
1月はお正月、2月は日が短い上に連休もあり、ほんとうにあっという間に3ヶ月が過ぎた。
ただ、矢のように過ぎていく日々の中でも、年初に計画していたことはほぼ順調に実現してきており、是非このまま半期、通期で計画以上の結果を出したい。
今期は年初から大胆な組織変更を行い、事業部制を導入、「一意専心」を行動指針に掲げ、スタッフ全員が自分の職務に集中できたことが非常にプラスに働いたと思う。
また、最近では権限の委譲が徐々に進んでいることで、若いスタッフが(皆若いけど、、、)どんどん力をつけていっている。本当に「メキメキ」という音が聞こえてきそうなくらいで、頼りになる。今後は是非その力を他のスタッフにシェアしていく存在になって欲しい。
対外的には新聞、雑誌等に頻繁に取り上げられ、ついにテレビデビューも果たした。年初の目標で「WBS出演」を掲げていたが、まさかこんなに早く実現されるとは思ってもいなかった。
テレビは、情報の普及率が4%を越えるあたりで、その情報を番組で取り上げるという話を聞いたことがある。数値はさておき、要は知られ過ぎても、知られなさ過ぎでもない、今まさに注目を浴びようとしてる情報を取り上げるというとだ。
感性検索やレコメンドが、正にこれから普及していく注目の技術だということだろう。
上半期の残り半分はなんといってももうすぐ立ち上がる新メディア「見つかる.jp」の充実、エンジン事業では、既に決まっている複数の大手企業へのエンジン導入、いくつかの重要なアライアンスと、新商品のリリースを控えており、また怒涛の3ヶ月となるだろう。
スタッフ一丸となって、がんばっていきたい。
あ
そうそう、英会話始めました。(笑)
結構しゃべれなくなっていて焦ってます・・・グローバル目指してがんばります。
2008年03月24日
イメージの定量化(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
前回のエントリーでSD法の事を書いたので、2005年の行動計量学会(長岡技術科学大学)で発表した内容を紹介したい。
アンケート調査においては、5段階評価等の『評定尺度法』がよく使われる。意識やイメージの程度を聞く場合、「非常にそう思う」「そう思う」「ややそう思う」「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「そう思わない」「全くそう思わない」の7段階を用いる場合もあるし、両端を抜いて「そう思う」から「そう思わない」までの5段階を用いる場合もある。真ん中の「どちらともいえない」を敢えてはずした、6段階、4段階を用いる場合もある。
また、「明るいと思いますか?」という質問に上記『評定尺度』で回答させる場合もあるし、「明るい」「暗い」という対極の形容詞を用い、よりどちらに近いかを聞く方法(SD法)もある。
では、同じ質問をこの様に質問形式を変えた場合、結果はどう変わるのだろうか。
このような問題意識を持ち、『Net調査における質問形式による回答差異に関する考察』と題して、N段階評価における質問形式の違いによる回答の差異や、イメージワードの定量的関係を把握する事を目的とした研究結果を発表した。併せて、「すぐそこ」「この後すぐ」の定量化も試みた。
その結果、以下の様な事が分かった(抜粋)。
1)7段階評定尺度を用いると、そう思う以上の比率が高くなり、どちらとも言えないの比率は小さくなる。
2)両側尺度(SD法)を用いると、どちらとも言えないが多くなり、両端の回答は片側尺度のほうが多い傾向がある。
3)距離を表す言葉で、「すぐそこ」は、約100メートル、「ちょっと先」は380メートル、「ずっと先」は1.5km「かなり先」は4.2km先であった。
4)時間を表す言葉で、「このあとすぐ」は、1分20秒、このあと、「まもなく」は、約5分であった
この結果からだけ見ると、すぐそこに「サンクス」はない。
参考)日本行動計量学会第33会大会発表論文抄録集,2005,
2008年03月19日
新機能!「おまかせ!ログレコメンダー」(上村崇)
posted by Takashi Uemura
弊社の5つ目の商品、サイト来訪者の行動履歴に従って、おすすめ商品を自動表示するレコメンドエンジン「おまかせ!ログレコメンダー」に新機能が加わりました!
これまでは、商品詳細ページでなどで表示されている「1つの商品」に対して、お薦め商品が紐づいていました。今回新規に追加された「マルチプル機能」は、カートやマイページ、お気に入りリストなどに投入されている複数の商品の組み合わせから、ユーザーの嗜好を総合的に判断し、おすすめ商品を表示させることができます。
この機能を採用することでより高いコンバージョン率の実現と、クロスセルによる顧客単価の向上が見込まれます。
今月18日からはヤマダ電機のショッピングサイトでご導入いただきご好評いただいております。
是非色々とカートに投入してお試しくださいませ。
2008年03月13日
セマンティック・ディファレンシャル(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
「セマンティック」と言えば、ネット系に詳しい方なら、「セマンティック・ウェブ」を思い出すだろう。セマンティック・ウェブとは、 『Webページの意味を扱う事を可能とする情報(メタデータ)を付加することで、コンピュータが効率よく情報を収集・解釈できるようにするシステム。単に検索対象となる語が含まれているか否かではなく、コンテンツの意味情報から検索できるため,検索結果の精度が向上する』と説明される。
「セマンティック」の辞書的な意味は、「意味論的な; 意味に関する」であるが、調査業界の人が「セマンティック」と聞けば、セマンティック・ディファレンシャル(SD)法という言葉をすぐに思いつく。
SD法とは、オスグッドとスーチ、タンネンバウムによって発表された、意味の作用の測定方法である。元々心理学の分野で使われたが、反対の意味を持つ形容詞のペアによって、感性的なイメージなどを定量化する手法である。企業イメージの測定や消費のパッケージデザイン、広告表現評価の測定などに用いられている。高い-低い、重い-軽いなどの対立するイメージを用いて、商品、ブランド企業イメージなどの心理的なイメージを、5段階などで評価、測定する方法で、レコメンドエンジンでも使用される。
感性検索において、イメージの定量化は重要なポイントになり、このSD法もスライダーなどを使った無段階評価なども実用化されており、さらに突き詰めると、様々な面白い発見がある。例えば、「すぐそこサンクス」というコピーがあるが、すぐそことは何メートルなのか。世界陸上で「このあとすぐ」と織田裕二がよく言うが全然始まらないという批判がある。では、「このあとすぐ」とは、何分後を言うのだろうか。
そんな事も、形容詞の定量化、イメージの定量化をすることで明らかになる。
2008年03月10日
ナナキュー世代??もしも 実藤社長(上村崇)
posted by Takashi Uemura
日本流通産業新聞社の中川さんのお取り計らいで、株式会社もしもの実藤社長と3人で会食にいってきた。
実は僕を含むこの3人、1979年生まれで同い年だそうだ。
仕事柄様々な経営者とお会いする機会があるが、ジャスト79年生まれには中々お目にかかることがない。
この業界で圧倒的な人脈をもっている中川さんのお話では、他に裏原.jpニューエイジの金子社長、Shopping.jpの半澤社長も79年生まれらしい。
先輩世代では76世代といわれるカリスマ有名経営者多数がいらっしゃるが、79世代も少しずつ出てきているようだ。
しかし「ナナロク世代」のはてなキーワードをみてみると・・・どうやら79年生まれは入れてもらえないらしい。。。。
■ナナロク世代
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1974年
柳澤大輔、貝畑政徳(面白法人KAYAC)、梅田英輝(一六社)
1975年
近藤淳也(はてな)、笠原健治(mixi)、服部恭之(コネクティ)、木村誠司(ウェブシャーク/電脳卸)、小椋一宏(HDE)、江島健太郎(インフォテリアUSA)
1976年
津田全泰(フォートラベル)、田中弦(RSS広告社)、川崎裕一(はてな)、山岸広太郎(GREE)、ひろゆき(2ch管理人、東京プラス、未来検索ブラジル、ニワンゴ)、山名真由(ぽすれん)
1977年
田中良和(GREE)、猪子寿之(チームラボ)、伊藤直也(はてな)、宮川達彦(Six Apart)
1978年
家入一真(paperboy&co.)、内藤裕紀(ドリコム)、山田進太郎(ウノウ)
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さて
前から気になっていた実藤社長だが、もの腰の非常に柔らかい方で、地に足の着いた経営をされているという印象を受けた(偉そうにすみません)
そして、噂に違わず、やはりかなりのイケメンでした。
同い年で、同じような境遇にいる方と話すと、素直に共感できるし、単純に楽しいし、嬉しい。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
写真は「もしも」の実藤社長

2008年03月07日
感性検索とは何か(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
ここのところ「感性検索」という言葉に、急速にスポットが集まって来た。昨年の8月20日の日本経済新聞で、『キーワードはいらない「感性検索」気軽さ売りに販促、ニッセン似た靴次々』というタイトルで、ALBERTの「イメージセレクトサーチ」が写真入りで取り上げられた。この記事は、その後ALBERTにとっては、非常に大きな意味を持つものになった。ちょうど、第三者割当増資活動の真っ最中であり、この記事をきっかけに投資を考えてくださったVCもあるほどだ。
そして約半年後の今日、遂に「ワールドビジネスサテライト(WBS)」でALBERTの感性検索が特集される事になった訳だ。テレビ東京のホームページでは、既に大浜さんが見どころムービーで案内をしている(3月7日正午現在)。新聞の番組覧にも「キーワードから感性…ネット検索の新手法」と、動くか?日銀総裁人事に並んで掲載されている。当社のコーポレートサイトも、昨日のPVが2,000を越え、前評判は上々である。
では、なぜ今、この感性検索がこれほど注目を浴びているのだろうか。昨日の日経産業新聞の2面で4月にオープン予定の、『推薦エンジンと感性検索を搭載した、ショッピングポータルサイト「見つかる.jp」』が大きく取り上げられたが、そこには感性検索に関して、以下の様な説明がされていた。
【感性検索】(2008年3月6日付、日経産業新聞2面より引用)
感覚的な表現の言葉や、写真などを選ぶことで、目的の情報を検索する技術。検索語の入力は必要ない。デジタルカメラなら「画質を気にする」「電池の持ちを気にしない」といった質問に答えながら商品を絞り込める。特定の色や形状を選択すると、類似の商品を探し出す手法もある。
一般的な検索では、的確な検索語を入力しないと目的の情報にたどりつきにくい場合がある。感性検索は商品知識などが乏しい人でも使いやすい。アルベルトやチームラボ(東京・文京区)などが開発を進め、ニッセン、ガリバーインターナショナルなどが導入している。
感性検索の特徴をまとめると、以下の通りだと思う。
1.具体的なキーワードがわからない時にも、感性にフィットする画像やフレーズなどを選んでいくだけで検索できる。
2.キーボード操作が苦手な中高年層でも、マウスやタッチパネルなどで入力することができる。
3.何を探したいか自分でも分からない潜在ニーズを掘り起こすことができる。
4.文字入力がしにくい、携帯端末やゲーム機器などでのメリットが大きい。
5.文字を使わないので言語を選ばず、グローバル展開がしやすい。
情報が溢れる中、どうやって本当に自分の欲しい情報や商品にたどりつくかが消費者にとっては大きな悩みだろう。当然のことながら、探しているモノが見つかり、欲しいモノが見つかり、そして思いもよらなかったモノも見つかれば(セレンディピティの概念)、購買確率は上がる。
インターネットがほぼ普及し、当たり前になった時、ごく一般的な消費者がキーワード検索では解決できない問題が出てきた。「どんなものでも探せるが、出てくる結果が多すぎて本当に自分が欲しいものは探しにくい、見つからない」という事だ。
ALBERTの経営理念は、「ITを活用し、消費生活における意思決定の支援、悩み・迷いの解決をする」だが、まさにこの『感性検索』は、経営理念を実現する大きな技術だと言える。
※セレンディピティとは
セ レンディピティとは、探していたものとは別の価値があるものを見つける才能・能力のことを指す言葉で、「セレンディピティ物語 幸せを呼ぶ三王子」という おとぎ話が語源となっています。 ウェブサイトにおけるセレンディピティとは、検索やレコメンドの結果、ユーザーが予期しない新しいものに偶然出会い、当初の目的を忘れていろいろなコンテ ンツやデータをブラウズするということを指し、この現象が多く起こるほどユーザーが期待を持って訪れる、満足度の高いサイトであると考えられる。
2008年03月04日
ワールドビジネスサテライトでALBERTの感性検索特集(上村崇)
posted by Takashi Uemura
今週金曜日、3月7日に放送されるワールドビジネスサテライトで弊社の感性検索の技術やレコメンドエンジンが特集される予定です!
今週月曜は、ニッセンが導入している弊社の感性検索エンジン「イメージセレクトサーチ」の打ち合わせ風景の撮影を京都のニッセンオフィスで。
本日は先日弊社との産学連携の共同開発を発表した徳島大学北研究室で取材。

更には今日はALBERTの会議室でのミーティング風景を撮影と盛りだくさんでした。

特集の内容は
『脱キーワード 新たな検索で伸びるビジネス(仮)』
と題して、キーワード検索やスペック検索に代わる今後のECのコア技術として感性検索やレコメンドエンジンの特集となる予定です。
ワールドビジネスサテライトは以下の放送局で視聴できます。地方によって若干放送時間が異なるようです。是非ご覧ください。
■23時から放送
テレビ東京(TX)
テレビ北海道(TVh)
テレビ愛知(TVA)
テレビ大阪(TVO)
テレビせとうち(TSC)
TVQ九州放送(TVQ)
岐阜放送(GBS)
びわ湖放送(BBC)
奈良テレビ放送(TVN)
テレビ和歌山(WTV)
BSジャパン(BSJ)
■24時から放送
京都放送(KBS)
■24時20分から放送
日経CNBCスカイパーフェクTV!
2008年03月03日
健康博覧会でパネルディスカッションに参加(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
2月28日(木)に開催された「健康博覧会2008」で、『健康産業を勝ち抜く販促プロモーションを探る ~厳しい市場情勢を踏まえたマーケティングのヒントとは~』と題したパネルディスカッションにパネリストとして参加した。
パネリストのメンバーは、私のほか、小林憲司社長((株)新日本機能食品開発研究所)、加藤忍社長((株)シアン)、内藤真一郎社長((株)ファインドスター)であった。
それぞれ、健康食品のメーカー、化粧品のメーカー、ニッチメディアの販売促進など、ある意味違った分野のメンバーだったので幅広い話ができたとも言えるが、あまりにも違い過ぎて「ディスカッション」というよりは、個別の話をそれぞれがするという感じだった。
『健康産業を勝ち抜く販促プロモーションを探る ~厳しい市場情勢を踏まえたマーケティングのヒントとは~』というテーマに関しては、「良い商品をお持ちであれば、まずはそれを認知させること、そして試用していただきリピートさせること。それぞれのステップをいかに効率よくできるかで売れるかどうかが決まる」という事で、コンバージョンレート、リテンションレートをいかに上げるかについて話した。
ALBERTは良い商品をユーザーに見つけていただくためのお手伝いを、「感性検索」や「推薦エンジン」を通じて実現しますというのを結論とした。
2008年03月01日
ベンチャー企業のグローバル展開(上村崇)
posted by Takashi Uemura
CNET Japanのオンラインパネルディスカッション「国内ベンチャーの海外進出ってどうなの?」でも盛り上がっているが、ここのところグローバル展開について色々と考えている。
「国内もまだまだこれからなのに海外進出なんてもっての他。まずは日本で結果を残してから」という方も多いだろうが僕はそうは思わない。そんなことをしている間に、どんどんビジネス機会は失われていってしまう。ニーズのあるところにタイミングよく出て行くべきだと思う。
もちろん、「海外の市場を取ること」が目的であって、何も支社を作って自らビジネスを展開する必要はないのだし。
グローバル化の難しさはCnetで議論されているように色々あるだろうが、その一つに商品やサービスの「ローカライズ」のがあると思う。
弊社のレコメンドエンジンの中で商品名をつけているものは現在5つあるのだが、この中で
・るいじしゃく
・おまかせ!ログレコメンダー
はユーザーから見たときには日本語に全く依存しない。
他のエンジンも、他国語に対応するのたやすい。
最近「感性検索」や「キーワードを超える検索」という言葉で多方面で紹介されるこれらのエンジンは、海外展開に向いているのではないか。
有名なベンチャーキャピタリストの小林雅さんとは僕が学生だった頃からのご縁だが、英語が苦手だと言っていた雅さんが、英会話を始めたと聞いてから、本当に「あっという間」に国際的に活躍されている姿をみると、とても勇気付けられる。
そういえば、学生時代に1年間だけアメリカにいたのだが、もうあれから7年が経とうとしている。すっかり英語力も衰えてしまった。勘を取り戻すために真面目に英会話に通おうと考えている。

