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2008年06月30日
見つかる.jpに新システム(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
今日の日経産業新聞の1面に、「アルベルト ECサイト向けシステム」と題し、類似画像検索システム『SUDACHI』がカラーで取り上げられた。日経産業新聞の1面にALBERTが取り上げられたのは先々週の「技術立社セミナー」の告知に続き3回目だ。この『SUDACHI』は、徳島大学の北研究室と共同で開発したもので、2月21日のリリースで「共同開発第一弾のレコメンドエンジンを2008年6月に発表する予定です。」と宣言した通り、ぎりぎりだが6月の最終日に発表する事ができた。

当社の見つかる.jpのファッションカテゴリに実装したので、是非その精度を体感していただきたい。右上の象限は、選んだアイテムの色が近い順に並んでいる。左下は色が同じで別カテゴリのアイテムが色の近い順に並んでいる。『SUDACHI』のすごい所は、色の類似度で計算しているが、特徴の似ている領域をグループ化して類似性の判断をしているので、たとえば白と黒の縞模様があった時に、平均的な灰色という判断をするのではなく、きちっと黒と白の縞模様という事が考慮されているという事だ。そのあたりも、いくつか特徴のあるアイテムをクリックしてみると実感できるはずだ。
この画期的技術は、徳島大学の北先生という素晴らしい数学者?の頭脳から生まれたわけだが、なぜ私が北先生と共同開発する事になったかを少し述べてみたいと思う。私はインタースコープ時代から、比較的よく学会発表などもし、大学の先生とは親しくさせていただいている。ただ、顧問に就任いただいてきた先生とは、そういった学会でお知り合いになった訳ではなく、「突然メール送りつけ攻撃」で仲良くさせていだたいているケースが非常に多い。
当社やヤフーバリューインサイトの顧問である芳賀麻誉美先生にしても、いきなり正月にメールを送り、セミナー講師の依頼をした。1回目のメールは完全に無視されお返事がなかったが、めげずに2回目のメールをしてようやく返事をいただけた。インタースコープで顧問をお願いしており、今でもヤフーバリューインサイトの顧問である学習院大学の上田隆穂先生も同様だ。PSMの理論について意見をしたメールを送り、一度研究室に来て欲しいと言われ、ずうずうしくお邪魔をしてから非常に懇意にさせていただいている。他にも、専修大学の新井範子先生や横浜国立大学の白井美由里先生、明治学院大学の森田正隆先生なども同じだ。
類似画像検索システムを開発しようと決めたのはちょうど1年前の今頃だった。その2ヶ月ほど前の5月にイメージセレクトサーチの商品化をした訳だが、属性データを用いる類似性検索では非常に苦労し、特に色の類似度を測定する方法を毎晩の様に試行錯誤していた。濱田さんというアルバイトの学生に膨大な類似度マトリクスを作成してもらい、何とか形にできた。後にこのマトリクスは「ハマトリクス」と名付けられ、今でも活躍している。しかし、これでは大量データへの適用はできないし、自動で類似画像を検索するシステムが絶対に必要だと確信した。
自社開発ではとてもスピード感が足りない、どこかと組んでやるしかない。そこで、画像の類似性を研究している機関を、企業や大学、日本のみならずシリコンバレーのベンチャーなど含め調べまくった。その中で見つけたのが北先生だ。サンプルデータを作成し、徳島大学を含むいくつかの機関でテストをしてもらったりし、その中で最も精度が良くスピード感のある開発ができると判断したのが徳島大学の北研究室だったわけだ。
『SUDACHI』という名称は、もちろん徳島の名産である「すだち」から取っている訳だが、この画期的技術でALBERTが「巣立つ」という意味も込めている。ロゴマークもすだちのイメージで作った。『SUDACHI』には、今回搭載した機能以外にも、実はもっともっと奥深いものがあり、今後の開発を楽しみにしていただきたい。

2008年06月26日
祝!上場 イデアインターナショナル(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
ここのところ、月1社しかIPOできないという厳しい状況が続いているが、その中でヘラクレスへの上場を決めた事は本当に素晴らしい。イデアインターナショナルの橋本社長と松原常務とは、1993年マルマンの時にSA(Sales Automation)という社長直轄のプロジェクトで、情報センターの構築から商品開発、プロモーション戦略、支店業務改革、予算策定と実績管理、本社業務改革まで、強力なリーダーシップで社内改革を推進した戦友だ。
その時目指したコンセプトに創業社長の片山豊氏が考案した「AAS」というものがあった。これはAutomatic Administration Systemの略で、自動的に会社を運営、経営するシステムだ。SAとはFA(Factory Automation)とOA(Office Automation)とともにAASの中核をなすもので、開発された商品が消費者の手に渡るまでの工程を自動化することをいう。このSAを実現することで、各業務の自動化、省力化が図られ、超軽量経営を実現し時代の変化に敏感に対応できる企業体質を作り、競合他社に対して圧倒的な優位性を確立事を目指した。
マルマンという会社は、我々3人が入社する前から自動発注や自動倉庫システムなどは非常に進んでいた。ただ、まだまだナレッジマネージメントがうまくできていなかったので、色々な不具合があった。松原さんは、1994年には社内LANをマック(アップルトーク)で構築し支店もすべて繋いだ。この時代なので、マウスを触った事がないような幹部がほとんどで、ダブルクリックのやり方を教えるだけでも苦労したものだ。ずっと「ダブルクリップ」と言っていた人もいたが、まあ通じればいいかと直さなかった。インターネットの普及率のデータすらない1994~5年当時に、電子メールやチャット、スケジュール管理や各種申請までを教えて運用させる事は至難の技であった。トップの強いコミットメントがなければ、絶対に実現できなかったと思う。改めて片山豊社長の先見性をカリスマ性を認識せざるを得ない。
その後マルマンは、銀行との確執があり、1995年、片山豊社長はマルマンを去りサンゼンというゴルフクラブの会社を72歳で創業し、家電事業部長であった私はエムアンドシーという会社を松原さんと二人で創業、時計事業部長だった橋本はイデアインターナショナルを創業したわけだ。その後色々な経緯があり、松原さんはイデアインターナショナルにジョインし常務取締役CFOになった。考えてみれば、3回の創業には必ず共同創業者がいた。ALBERTは上村君だし、インタースコープは平石さんだ。私にとって一人目の共同創業者が松原さんだった訳だ。
そういう関係もあり、今回のイデアインターナショナルのヘラクレス上場は本当に嬉しい。これからが正念場だと思うが、是非大きく飛躍して欲しい。また、片山社長の経営理念を引き継ぎ、社員を大切にする理想の会社を作って欲しいと思う。本当におめでとう!
2008年06月25日
成功するアライアンス・失敗するアライアンス(上村崇)
posted by Takashi Uemura
最近、ALBERTの未来にとって重要なアライアンスがいくつか決まった。
Blogにも色々書きたいが内緒の取り組みも多いので書けないのがじれったい。
山川が書いている増資による資本提携もある意味ではその一つだと思うが、今期に入ってから事業提携が順調に進んでいる。
インタースコープのころにも新規事業の立ち上げとして、複数の事業の立案とアライアンスを担当させてもらった。その一つがニッセンとのアライアンスにより始まった「店員さん.comプロジェクト」であり、このプロジェクトが法人化されたのが現ALBERT、弊社である。
他の成功事例としてはサイバーエージェント社とのアライアンスによって立ち上げたリサーチ事業(当時のブランド名で「リサーチエクスプレス」)などがある。
資本提携も事業提携も多々経験してきたが、当然上手くいく時と全く上手くいかない時がある。
原因は何なのだろうか。
提携を打診するからには、当たり前だが「両社のメリット」がないといけない。これは前提条件。しかしこれがあったとしても上手くいかないことがある。
つくづく思うのは、アライアンスの成否を決めるのは、「担当者のやる気、自分との相性」に尽きるということ。
「なんだそれ。」と思われるかもしれないが、これが本当に重要なのだ。どんなに美しい提案であっても、誰がどう考えても組むべき場合でも、「やる気と相性」がなければある時点からピクリとも前に進まなくなる。そういうものなのだ。
今年になって決まったアライアンス先や、今お話させていただいている複数の企業のご担当は、頭がクイックで前向きに事を進めてくれるので非常にやりやすい。
是非よい取り組みに仕上げて、事業の成功をもって報いたい。
I T から π へ(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
今日のエントリーは、いったいどんな内容なのだろうと思った方も多いのではないかと思うが、日頃の私の話をよく聞いていて、深読みした社員には分かった人もいると思う。
ITと言えば、言わずもがな「Information Technology」の略だが、最近は使い古された感もあり斬新さを感じない。ITの次には何が来るのだろうか・・・・。
という様な話をしようと思ったのではなく、今日は1年前に合宿で話した、I型人間、T型人間、π型人間の話題だ。TDKに入社してすぐに行われた2週間の集合研修では、日替わりで偉い方の有り難いお話があり、お陰様で眠い日々だったと記憶している。しかし、その中でも四半世紀経っても忘れないいくつかの言葉がある。その一つがこれだ。
これからのビジネマンは、自分の専門だけ追求する「I型人間」では駄目だ。さらに幅広い知識や教養を身につけて「T型人間」になりなさい。さらに願わくば、専門領域を二つ持ち、「π型人間」を目指しなさい、と教わった。大学卒業したばかりの私は、「I」にもなっておらず(駄洒落ではない)、まずは専門性を磨かなくてはいけないなあと思ったものだ。
1年前の社員合宿では、ALBERTでは「π型人間」から、さらに3つ以上の専門領域を持つ「クラゲ型人間」を目指しなさいという話をした。上半期の事業部長合宿では、各自に望む事を全員が全員に話したのだが、上村君には幅広い教養と貫禄を身につけて欲しいと言ったし、菅由紀子さんには「クラゲ型人間」のクラゲを大きくして欲しいと言った。人間、社会的地位も肩書きもなくなった時、最後に残るのは「教養」だと言われる。幅広い教養と複数の専門を極める事で、生涯幸せな人生を送れると思っている。
余談だが、文部科学省平成10年度施行小学校学習指導要領、第2 各学年の目標及び内容 「第5学年」に、『円周率としては3.14を用いるが,目的に応じて3を用いて処理できるよう配慮するものとする。』とある。一時は「学力低下を助長するものだ!」「円の面積と六角形の面積が等しいと言うのか!」などと叫ばれ、マスコミでも話題になったが、数学大好き人間だった私としては、円周率の不思議とか、幾何の面白さなどを小学校で教えるような教育をしないと、クリエイティビティのないロジカルシンキングのできない大人が量産されるのではないかと心配になる。渋谷で100人に「π」を知っていますか?円周率はいくつですか?と聞いたら、何人が正解するのだろうか。
さて、話はガラっと変わるが、さきほどプレスリリースを出した通り、本日付で第三者割当増資を行なった。月に1社しかIPOしないという極めてベンチャーには厳しい環境の中、増資ができた事は非常に喜ばしいし、また市場からの期待の大きさをひしひしと感じ、下期に向けてさらに気合いを入れて行こうと思う。
資本金だが、3.14億円になる。
「3.14」→円周率→「π」
まさに「I T から π へ」である。
2008年06月22日
技術と開発(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
先日の合宿で、ALBERTは技術者集団なのだろうか、または技術者集団になるべきなのだろうかという議論をした。また、7月17日(木)に開催される、日経産業新聞「技術立社セミナー」で、『技術革新を導く経営』と題したパネルディスカッションにパネリストとして参加する事になった。
そこで、「技術」って何なんだろうという事を改めて考えてみた。またまた言葉の定義で恐縮だが、「技術」と「開発」とは何が違うのだろうか。私は自己紹介をする時に、「職業開発」と言う事がある。しかし、自分は「技術屋」だと思うが、「技術者(エンジニア)」だとは思っていない。
色々な定義があるが、私なりにすっきりしていると思うのは、「技術とは、目的を達成するための方法や手段」「開発とは、自然や知識を利用してより有用なものを生み出す行為」である。この定義で考えると、「職業開発」は、結構当たっているように思う。しかし、技術屋というのは、例えば売上げを上げるために色々な方法や手段を活用している営業マンの事はあまり言わない。もちろん、彼らを技術者とも言わない。つまり、目的を達成するための方法や手段を使って何らかの付加価値を創出している人の中で、どちらかと言えば、理科系的な志向を持った人を「技術屋」と呼び、その理科系的なスキルを仕事としている人を「技術者」と言うのではないかと思う。
技術者をそう定義すれば、ALBERTは技術者集団ではないし、技術者集団になる必要もない。よく、「御社にはエンジニアは何人いるのですか?」と、あたかもエンジニア比率が高いベンチャーがよくて、そうでないベンチャーはよくないような愚問を投げかける人がいる。「開発者は何人いるのですか?」と聞くのであればまだ分かるが、愚問は愚問である。まして、全員が技術者の企業がうまく行く訳がない。ベンチャーの条件は、独自性、成長性、少数精鋭と以前述べたが、重要なのは独自性や成長性を産み出す企画力であり開発力だと思う。
「開発はし続けなくてはならない」という事をよく言うのだが、松下電工の野村氏が、フェロー&マスターズ未来技術研究会で「技術立社、新規商品を“タイムリー” に“永久” に出し続けること」という発表をされている。まさに技術立社というのは、こういう事だろう。基本的にベンチャー企業にはこれが求められる。どのようにすれば『技術革新を導く経営』ができるのだろうか。このあたりを、7月17日にディスカッションできればと思う。
2008年06月18日
EMONSTERで電脳ビジネスマン!(上村崇)
posted by Takashi Uemura
きたーーーー!!!きましたよEMONSTER!!

これまで携帯は個人用のdocomo903iTVを仕事でも使っていました。ただかなり電話番号が普及してしまってちょっと具合がわるいのと、最近電話を利用する回数も急激に増えてきたので、EMONSTERを法人契約させてもらいました!
僕は常にノートPCを持ち歩くので、いつでもどこでも仕事できたのですが、電車で座れないときに、片手にPCを持って、片手でタイピングするというのが、何とも奇妙な格好ですし、左手が腱鞘炎になりそうなので、メールもSkypeもできるEMONSTERを導入したわけです。

いやーこれ凄いっすよ。使えば使うほどよくできているなぁと思います。
すぐに使い慣れて、Skypeもキーボード並みの速さでバシバシ書けるようになりました。
なんといってもポケットからすっと出してすぐ使えるのがいい!
これでまた仕事の効率がUPしたと思います。
便利機能の詳細は追々このBlogで紹介していきます。
2008年06月15日
社員合宿報告(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
上村のエントリーにあったように、金曜から1泊で社員合宿を行なった。参加者は正社員12名と役員3名の15名だ。今回の合宿は、3人の事業部長である、技術推進部の辻慶、エンジン事業部の平原昭次、メディア事業部の菅由紀子を中心に以下のアジェンダで進めた。
■第四期上期報告/下期決意表明(各事業部長と佐藤めぐみCCディレクター)
■ALBERT中期ビジョン共有(上村、山川)
■みんなを知ろう!グループワーク(オリンピック招致ゲーム)
■ALBERTについてのディスカッション(アルベルトイズムとは何か)
全体的な感想としては、企業の成長を感じた。今までの合宿では、教育と共有が大きな問題だと感じたが、今回は教育と共有がかなり進んでいる実感だった。まだまだ事業部長の進め方には問題があるが、前回の事業部長合宿で表明した「経営組織の変革」が、着実に実を結んでいると思う。
2008年06月13日
社員合宿実況中継(上村崇)
posted by Takashi Uemura
合宿中です!
上期の振り返りと下期の計画を各事業部から発表した後、僕と山川がそれぞれ中期ビジョンを共有。
今からインフィニティベンチャーズサミットで発表した新技術「SUDACHI」の商品化についてディスカッションします。

社員合宿に行ってきます!(上村崇)
posted by Takashi Uemura
明日から一泊で社員合宿にいってきます。
場所は例によって箱根。
今回から企画をすべて事業部長の3人にお任せ。
色々と考えられた内容になっていて、今から楽しみです。
合宿の様子は明日も実況中継したいと思います。
宿泊施設はいつものこちら。結構きれいだし、会議室も充実していて使いやすいです。

6月末で上半期終了。期末のバタバタしている時期で大変ではありますが、このタイミングで半年の反省を確りし、残り半年をどう戦うかの答えを出したいと思います。
2008年06月12日
ALBERT最強の応援団(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が主催する第5回CSAJアライアンス大賞において当社が奨励賞を受賞し、その後にパーティーが行なわれた。(プレゼンしているのは、当社の平原昭次)

CSAJでは、参加企業相互のビジネスマッチングを促す交流会を行なっているが、昨年末に弊社株主である東洋キャピタルさんのご紹介で講演の機会をいただいた。その講演がきっかけで、おまかせ!ログレコメンダーの受注が決まり、今回の奨励賞受賞に繋がった。
ALBERTは比較的多くのベンチャーキャピタルさんに投資をいただいている。社外の方に、「それだけたくさんのVCが入ると大変でしょう」と言われる事があるが、確かに投資をご検討いただいている時は、面談や質疑の数が多いので時間はかかる。しかし、一度投資が決まった後は、強力なALBERT応援団になっていただける。
実際に、過去の案件を見ると、ベンチャーキャピタルさんのご紹介案件は非常に高い確率で決まる。投資担当の方は、たくさんのベンチャー企業をご存じだし、もちろんALBERTのサービスも熟知されているので、どの企業に紹介すれば決まりそうかという事が、社内の営業マンよりよく分かるのだろう。まさに、『おまかせ!案件レコメンダー』だ。今後も力強い応援団としての活躍を期待している。
2008年06月09日
魚は頭から腐る(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
これはロシアの諺らしい。 「組織は上層部からだめになっていく」という意味だが、4月21日放送のカンブリア宮殿の『第2回社長の金言大賞』に選ばれたものと同じ意味だ。番組では、アルプス技研創業者の松井利夫氏が、「組織はサンマと同じ、頭から腐る」という話をした。
かなり前、サイバーエージェントの藤田さんが公開していた社内報で、社内でのプリント出しっぱなしに苦言を呈していたが思わず拍手を送った。頭が腐らないように維持し続けるのは、それなりに(かなり)大変な仕事だ。
たとえば、「頼まれた仕事の納期は守る、守れなければ必ず進捗を報告する」「遅刻しない」「5分前には席に着く」「メールの返事はどんなに遅くても1営業日以内に書く」・・・。
こんなビジネスとしてあたりまえの事ができない人が多すぎる。
プリントしたらすぐ回収するとか、ゴミの分別をするとか、トイレットペーパーがなくなっていたら補充するとか、人が増えるとそういう事ができない人も増え、どんどん社内がひどくなる。社員が少ない時には、気がついた人が注意したり、経営者が文句を言ったりするし、誰が犯人だか分かりやすいからあまりひどくはならない。しかし、社員が増えると、今まで頻繁に苦言を呈して居た人も、そのひどさにそのうちに言うのがばかばかしくなって、言わなくなる。注意した人が損をする的な文化になったらおしまいだ。
経営者はたとえスタッフに嫌われても苦言を呈し続けなくてはならない。インタースコープでは、そこを失敗したので、ALBERTではとにかく頭が腐らないように頑張ろうと思う。
世界を狙えるぞ!ALBERT(上村崇)
posted by Takashi Uemura
土曜日にインフィニティベンチャーズサミットから戻ってきました。
今回はLaunchPadに参加して、徳島大学と共同開発した画像マッチングエンジン「SUDACHI」の発表をしました。
実用化レベルにまで持ってきた上での発表は今回が初めて。気合入れまくりでした。
インフィニティベンチャーズサミットは国外のベンチャー経営者やVCも多数集まります。世界レベルの目に晒されて、弊社の技術の価値を問いたいという思いでした。
6分間という短い時間でのプレゼンが必要だったのですが、散々練習したのに、少しだけ時間が足りず・・・・!凹
極端に負けず嫌いの僕としては、かなりショック・・・大人気なくも、終わった後親しい経営者の方に「悔しい悔しい」とブツブツとぼやいていました(笑)
しかーーし!見てくれる人は見てくれているものです!最後の最後で感動の出来事が。
それはサミット最終セッション、「世界の起業家のフリートーク」での一幕。
台湾のマンデーのCEOなどと共に、スピーカーとして参加していた方。有名なファンド オブ ファンズであるHRJCapitalで、マネージングディレクターをされているダレン氏(DarrenWong)が
「日本のベンチャーで投資するとしたらどんな会社に投資したいか」
という質問に対して、ジェイマジックさんを挙げると共に、
「SUDACHIを発表していたALBERTはECを変えうる技術を持っていて面白い」
とセッション内で明言してくれたのです。
かなり嬉しかったですよ。これは。思わず立ち上がって両手を挙げてしまいました。
単純な僕は今も興奮冷めやらず、「ALBERTは世界を狙える!」と確信しています。
自分のプレゼン力の足りなさも共に。。
今年の目標で海外進出を掲げていますが、少し自信がつきました。
コソコソと英会話も通っているのですが、今回海外の方と話して、英語力も若干回復してきたと感じています。
燃えてきた!
2008年06月05日
北海道到着!インフィニティベンチャーズサミット(上村崇)
posted by Takashi Uemura
インフィニティベンチャーズサミットに参加するために北海道に向かっている。
というか既に到着している。
いつもは飛行機で移動するのだが、今回は会長の山川義介の提案で寝台車「北斗星」で移動中。
現在は苫小牧あたりだ。
生まれてはじめての寝台車。中々快適だ。
何よりまず早起きして空港に行かなくてよいのが有難い。上野から乗車できる。
B寝台という一番安い個室を利用しているが、十分広い。仕事もできるし、足を伸ばして眠れるし。


今回のインフィニティベンチャーズサミットでは、Launch Padでプレゼン予定!
徳島大学と産学連携で開発したSUDACHIを発表する。
世界で活躍するベンチャーの経営幹部が集まるこのサミットで厳しい目に晒され、弊社の技術のレベルを確かめてきたい。
がんばります!
2008年06月04日
臨時株主総会(第7回)開催(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
今日は午前11時から、臨時株主総会を開催した。参加された株主の方も少なく、決議事項は2つで問題なく終わった。
たまたま2日の読売新聞夕刊(くらしテクノ面)に、『脱・キーワード「感性」「連想」で手軽に検索』という見出しで、「イメージセレクトサーチ」「見つかる.jp」が紹介された事を受け、株主の方から「なぜALBERTはよく新聞などに取り上げられるのですか?」という質問を受けた。
その理由は3つあるという説明をしたのだが、社長の上村崇から、そこまで言わないでしょうと言われたので、その理由はALBERT広報ブログに譲ることにする。
PR効果も大きいと思うが、上期は受注ベースで109%の達成見込みであり、依然好調に推移している。
2008年06月01日
検索サービスの現状と今後の変化(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
土曜日に明治大学の専門職大学院で、「検索サービスの現状と今後の変化」という講義をした。検索エンジンの歴史やしくみ、現状に触れたあと、WEB2.0からWEB3.0への変化の話をした。その後にWEB3.0時代の検索エンジンがどういう方向に進むのかを述べた。
「WEB3.0」とはなんぞやに関しては、最近密かにオープンしたCCブログで書かれているので、詳細は述べないが、WEB3.0時代の検索エンジンは、検索結果があまりたくさん出ないものだと思っている。つまり、ユーザーにとって、何百万の結果は不要であり、せいぜい30、できれば10くらいの結果しか出ないほうが望ましい。そのためには、どうすればいいかについては、おいおい書いて行こうと思う。
ところで、このテーマで講義をするにあたって、ちょうど10年前を思い出していた。1998年、私はインターネット通販とインターネットリサーチのビジネスを展開していた。インターネット通販はでは自社で簡単な商品ページと申し込みフォームを作成し、メールで申し込みが来たら日本通運から配送し、代引きで回収するという簡単な仕組みだった。レアもののGショックなどを海外から仕入れ、掲示板に出すとすぐ売れた。どうしてもすぐに欲しくて、10万円以上の現金を持って当時の浅草のオフィスまで買いに来る人もいたくらいだった。
こうして通販をやることで、個人情報はどんどん集まり、パーミションも取らず今では考えられない事だが、それがそのままリサーチのモニターになる事に気づき本格的にインターネットリサーチ事業を始める事にした。当然のことながら、商品を認知させるにも、リサーチモニターを集めるにも、検索エンジンに引っかからなくてはいけない。そこで、あらゆる検索エンジンに登録をすることにした。

当時は検索エンジンといえば、「ディレクトリ型」しかなく、登録しなくては検索されなかった。登録も検索エンジンの数が多くなると手間暇がかかるので、「一括登録サイト」なるものが登場し、URLやタイトル、要約文をいくつかの文字数で入れると、自動的に複数の検索エンジンに登録できた。
ところが、Yahoo!だけはなかなか審査が通らず、いくら検索しても結果が出るようにならなかった。そこで電話で問い合わせてみると、一社は1カテゴリーにしか登録できないので、「インターネット通販」と「市場調査」の両方には出せないと言われた。いや、それは困る、一社で複数の事業をやっているので何とかしてくれと交渉した結果、何と「エムアンドシー」というカテゴリーを作ってくれた。その結果、当時の検索エンジンは「あいうえお順」で出たので、「市場調査」と検索すると、「エ」で始まるエムアンドシーが一番に出てくるようになった。
当時はSEOなどという言葉はなかったが、結果的に「人力SEO」がうまく行った訳だ。そのお陰で、リサーチモニター数は飛躍的に伸び、あっという間に1万人を超えた。小さい会社だったので、申し込みはメールで飛んで来て、それを社員が作ったエクセルマクロでデータベース化するという、極めて原始的な方法だった。メール発信もエクセルのフィルター機能を使って抽出し、マックのメーラーであるユードラにBCCで貼り付けて送っていた。今では、間違いなくスパム扱いされ、メール発信を制限されるところだが、当時のプロバイダーは寛容だったと思う。こうして1万3000人くらいまでは、エクセルで会員管理をしていた。
結局、ここで集めたモニター「MCネットワーク」はインタースコープの「スコープNet」に引き継がれ、後にYahoo!に買収された訳だから、運命的な出来事であったと思う。当時Yahoo!で検索してモニターになってくれた人が、今でもヤフーバリューインサイトの会員なのかもしれない。検索エンジンが育てたビジネスモデルが、検索エンジンで花咲こうとしている。
