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2009年05月31日

最近見た映画(山川義介)

posted by Yoshisuke Yamakawa

ALBERTでは今年から毎日全体朝礼を行っており、順番に朝の一言(3分間スピーチ)をすることになっている。ただスピーチと言っても、何もテーマがないと漠然として話しにくいだろうと思ったので、テーマを決めている。「スポーツ」「家ですること」に続き、次回のテーマは「映画」にした。(決めていても家ではトイレで読書しかしないという話をした人もいたが・・・)

映画ほど幅広く親しまれている趣味のジャンルは少ないのではないかと思う。このテーマは一人1回でなくてもよいと思っており、MLでは以下の様な案内をした。

①初めて見た映画は?
②今まで感動した映画ベスト
③最近見た映画の評価
④駄作だと思った映画
⑤どうしても見たい映画

そこで私が最も最近(今日)見た映画の紹介をしようと思う。「アメリカンクライム」という1965年に実際に起きたアメリカ史上最も凶悪な犯罪の一つと言われる事件を元に描いた作品。シングルマザーに預けられた2人姉妹の姉シルビアが、一見ごく普通の家庭の主婦とその子供たちや友人に虐待、拷問を受け殺されるというストーリーだ。映画自体は決して好きなジャンルではないが、たまたま「ネットで予約で自宅に届いてポストに返却♪」に適当に予約していたら届いたという感じだ。しかし、その中で一つだけ人ごとではなく恐ろしいなと感じたことがある。

『人は大人数になって指揮官が別にいると、善悪やしてよいこと悪いことの判断が棚上げされる。責任の所在が曖昧になると、人は平気で悪いことをするのだ。』

これはあるブログに書かれていたものだが、多くのクレディビリティ欠如による問題の本質がここにあるのではないかと感じた。つまり、企業には上司や経営者がいる。その上司や経営者がちょっとした不正を働くと、部下は自分の責任ではないとその所在が曖昧になるために、平気で悪いことをするようになるということだ。そういうことからも、経営者にとってクレディビリティが非常に重要であるとの思いを再度強く持った。

americancrime_.jpg

17:55

2009年05月29日

本当に仕事ができる人とは(山川義介)

posted by Yoshisuke Yamakawa

人には色々な能力がある。私は「ロジカルシンキング」「コミュニケーション能力」「クリエイティビティ」が重要であって、国語・算数・理科・社会の成績ではないと言っている。ここで言う「成績」とは、学歴と置き換えてもいい。いずれにしても学生時代のテストの成績はあまり関係がないということだ。この3つの能力が高いと仕事ができるということになると思うのだが、もう少し上位概念で何か一言で必要な能力を挙げれば、「問題解決力」だと思う。

売れる商品が開発できない、商品が売れない、利益が上がらない、無駄がなくならない、スピードが遅い、社内がぎくしゃくしている・・・。これらの問題を解決することができる人がいれば、それは仕事ができる人と言っていいだろう。問題がない企業などどこにもないし、もし問題が見つからないとすれば、その「見つからないという問題」を解決することも問題解決力のひとつだろう。

私が就職した時代のTDKは、入社してから約1年間は研修であった。2週間の座学の後は、製造現場での実習や三交代勤務があり、毎日ひたすら段ボールをコンベアに積むような仕事もあった。こういうあたかも無駄とも思える単純作業をやらされた時に、文句ばかりを言ってぶうたれる人と、いかにその単純作業を効率よくやることを考える人と、さらにはその単純作業をなくしてしまうことを考える人がいる。言わずもがな、仕事ができる人は後者のほうである。

ALBERTの企業理念でも、単純作業は人がすべきではないと謳っているが、インタースコープのインターンであり当社のCFOでもあった佐々木大輔は、私が知っているビジネスマンの中でも飛び抜けて仕事ができる。インタースコープではエクセルで調査結果の集計を担当していた。彼は、こんなばかばかしいことはやっていられないと言い、マクロを駆使して自動集計システムを数日で完成させてしまった。エクセルでの単調作業を文句を言いながらやり続ける人と、そもそもその作業自体をなくしてしまおうと考え、しかもそれを自分の力で解決してしまう人では、何万倍もの差がある。

与えられた仕事をきちんとこなせない人は問題外だが、与えられた仕事をその通りにきちっとこなすだけでは本当に仕事ができる人とは言わない。どんな単純作業であってもつまらない仕事であっても、高い問題意識を持ち、まずは問題を発見する、そして自分で解決までできないまでもどうすればその問題が解決できるかを提案し、組織を動かし実行することができる人が、仕事ができる人だと思う。

13:05

2009年05月24日

知情意と経営(山川義介)

posted by Yoshisuke Yamakawa

2004年、インタースコープの年始の挨拶で「草枕をGM的に考える」と題して、「知情意」の話をした。GMというのはグラフィカルモデリングのことだが、ALBERTはリサーチ会社ではないので詳細はこちらをご覧いただきたい。なぜ2004年年頭に「知情意」の話をしたかと言うと、インタースコープはその時期が最も成長のスピードが激しく、組織に軋轢が出てきたからだった。私が2001年の4月に社長に就任した時の売上は約1億、2005年に退任する時には約11億になっていたのだが、2003年から2004年は、3.5億から7億に倍増した時期であり、人員も大幅に増員した。小さな組織でも、組織の壁やセクショナリズムが問題になるが、バス1台を超える人数になるとさらに顕著になる。今のALBERTは、まだ鍋蓋型の組織なので役員の一声で何とかなるという側面もあるのだが、それなりのヒエラルキーができた組織だと、それすら通用しなくなる。特に経営理念に「科学的アプローチ」を謳っていたインタースコープでは、「知」の管理の弊害が出て来ていたように思われた。そこで、インタースコープの理念をグラフィカルモデリング的に紐解いてみたわけだ。

夏目漱石の有名な草枕の一節はこうだ。

山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角(かど)が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈(きゅうくつ)だ。
とかくに人の世は住みにくい。

時代を超えて腹に落ちる一文だと思う。ここで知(智)情意とは何か?ということだが、

知・・・知識、理屈、道理、分別など
情・・・人情、気持、感情、情緒など
意・・・意思、意志、意地など

という説明をした。さらに現代社会での解釈は、

知・・・テクニカルスキル(専門技術力)
情・・・ヒューマンスキル(人間的能力)
意・・・コンセプチュアルスキル(概念創造力)

とも言われている。タイプ分けとしては、極端に分ければの話だが・・・

【知の人】
物事を知力で判断する。知力とは理論であり、経験とは異なる。理論に基づき合理的に判断するので、世間では冷たいとか理屈っぽい人に思われがちのタイプ。

【情の人】
自分の感性で判断する。簡単に言うと好き嫌いや相手の地位で判断する人。嫌いな人のやってる事は正しい事でも認めないとか、好きな人の言う事なら、信じても大丈夫だろうとかと考える人。世間では温かいとか人間味があるとか思われがちのタイプ。

そして、インタースコープの経営理念は、

科学的アプローチと・・・・・・・・・・知
徹底した人間主義により・・・・・・情
新たな価値を創造する・・・・・・・・意

という構成になっていた。これをグラフィカルモデリング的に表すとこうなる。


chijyouiGM.jpg


科学的アプローチ=山川ismであり、従ってインタースコープは「知」の通せない人には居心地が悪く組織的にもうまく行かないということだったのだと思う。しかし、現実的には、ある意味共同創業者の平石ismでもあるかもしれないが、「情」の経営をしていたと思う。何よりも私のことをよく知っている上村君は、「山川さんほど感情的な人はいない」と言うし私自身も常に人は感情の動物であり、意思決定で最も優先されるのは最終的に感情であると言っている。

営業も同じだ。最近はいくらモノが良くても売れない時代だと言われる。まして商品にあまり差別性がない時には、「どの商品を買うか」ではなく、似たような商品なら「誰から買うか」だと中堅の営業マン向け研修でも教えている。スペックやモノ属性も重要だが、クライアントはほぼ同等のスペックやコストであれば、最終的には買いたい人(会社)から買うだろう。逆に言えば、買われなかった理由がスペックでないとすれば、買いたいと思われる営業マンではなかったと思うべきで、その理由はいくら問いつめても決して言わないことを理解しておく必要がある。

22:39

2009年05月22日

マーケットリーダーとしての責任(上村崇)

posted by Takashi Uemura

企業が社会の公器であり、社会に対して付加価値を提供するために存在しているという前提に立つ限り、僕たちは1企業としての売上利益を考えるだけでなく、僕たちがビジネスをしているマーケット全体のことを常に考えなければいけないと思う。

例えば、2000年にインタースコープが立ち上がったのと殆ど時を同じくして、同じインターネットリサーチのベンチャー企業であるマクロミルとインフォプラントが立ち上がった。この3社はもちろん競合同士であったが、経営者同士の交流が適度にあり、時には得意分野で協業しあって業界を盛り上げていった。

その数年前には影も形もなかったネットリサーチという新しい手法は、当初既存のリサーチ会社や既存の調査手法をよしとする学会関係者から煙たがられたが、各社がセミナーなどで積極的にネットリサーチのよさを説明して業界を啓蒙し、怖い教授から千本ノックを受けながらも、潰されることなく、学会活動などを通してアカデミックな立場を向上させていった。

彼らの努力によって今のネットリサーチ市場があるといって言い過ぎではないはずだ。
3社が切磋琢磨できたのは、それぞれの経営者が、ネットリサーチはアドホックリサーチのメインストリームになるという共通のビジョンを持っていたからだと思う。実際ネットリサーチは現在1,000億近くあるアドホックリサーチ市場の30%を占めるまでになっている。

先日会長兼社長に返り咲いたマクロミルの杉本さんも、上場当時、「IPOはインターネットリサーチというものを世の中に定着させていくためのステップだ」と語っていた。

ALBERTはレコメンデーションテクノロジーが、世の意思決定システムや問題解決支援のプログラムとして、広く活躍できると信じている。
ウェブサイト上では対ECだけでなく、情報配信や広告配信にも、また、ユーザーは消費者に限らず企業向けのSFAやCRMソリューションとして、活躍のシーンも小売、エンターテイメント、医療、金融と限りない。

今まさに勃興の時であるレコメンデーションテクノロジーが、卑賤な小手先の技術に留まらず、本当に世の中の役に立つ存在になるためには、マーケットリーダーたるいくつかの企業が市場を啓蒙して盛り立てつつ、正当な対価のもとに品位あるビジネスを展開していく必要があると思う。

ちなみに2004年当時、ネットリサーチは2007年には520億円市場になっていると予想されていたが、未だ300億にも届いていないようだ。予測が甘かったのか、それとも・・・

5年後のレコメンデーション市場が楽しみだ。

00:09

2009年05月01日

セミナー開催します!注目!(上村崇)

posted by Takashi Uemura

今月5月19日(火)に、

成功するモバイルサイトの次の一手!~勝ち組サイトの事例から学ぶ~

と題してセミナーを実施します。

今年に入って弊社の「おまかせ!ログレコメンダー」モバイルでのご導入が急激に増えており、市場の盛り上がりを感じています。
CAモバイルさんの「ONE☆FESTA」をはじめとした物販サイトに加え、インフォコムさんの「めちゃコミックス」のようなコンテンツダウンロードサイトにも多数ご導入いただいています。

今回のセミナーではこういった勝ち組サイトでの成功事例を多数交えながら、モバイルサイトの売上利益に直接貢献する打ち手をご紹介します。

詳しくはこちらをご確認ください

お申し込み多数の場合は抽選とさせていただきますのでご了承ください!!

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