« 褒められなくなってからが一人前(上村崇) | メイン | 日本の給与制度は”後払い”(山川義介) »
2009年06月29日
利益なき繁栄(山川義介)
posted by Yoshisuke Yamakawa
先週のカンブリア宮殿で、広島の眼鏡チェーンである株式会社21(トゥーワン)が紹介された。毎回、非常に楽しみにしている番組だが、今回は震えが来るほどの感動があった。すぐにでも広島に行ってこの創業者に会いたいと思った。
今日も第2回目が放映されるので是非ご覧いただきたいが、私が求めている理想の会社にかなり近い。まだまだ勉強不足で正しい認識に至っていないかもしれないが、「内部留保をせず利益は従業員に還元する」というところに、まさにこれだ!という感動を覚えた。人事制度も組織もユニークであるし、税金や投資に関しても非常に画期的でイノベーティブだ。
「利益なき繁栄」という言葉は、マルマン創業者の「実力主義の経営」180ページに説明されている。「本来企業そのものは利益を追求するものではなくて、人間がその労働成果を偉大ならしめる場所である。」とあるが、この概念は非常に難しく私も本質を理解するまでに10年はかかった。しかし、ドラッカーが「現代の経営」の中で、「事業体とは何かを問われると、たいていの企業人は利益を得るための組織と答える。たいていの経済学者も同じように答える。この答えは間違いなだけではない。的はずれである。」と述べている。利益は企業の目的ではなく、空気や水のようなものだとも言っている。
ドラッカーを勉強することで、企業にとっての利益の考え方がかなり咀嚼できた。ただ、未だ具体的な経営に活かしているわけではなく、それこそ「知行合一」でなくてはならない。そういう意味で、実際にそれを実践している平本清氏に会いたいと思ったわけだ。今晩のカンブリア宮殿が楽しみだ。ALBERTがベンチマークすべき企業だと思う。
2009年06月29日 00:25
