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2009年08月25日

知識有限・知恵無限(山川義介)

posted by Yoshisuke Yamakawa

経営者は常に「前のめり」でなくてはならないと言われる。前のめりって、前向きや積極的と何が違うのかと思うが、前傾姿勢で勢いがあることを言うようである。私の場合、あまり前のめりという意識はないし、周囲がどう見ているか分からないが、1995年に独立して以来、次の打つ手が枯れたことがない。

通販事業で失敗し、多額の借金を抱えた時にも、次なる商品、次なるビジネスモデルへの夢と希望があったからこそ、前向きにやって来られた。経営者の孤独に関して上村君が書いていたが、パートナーの存在や社会的価値を創出している事への責任感などの他に、次への確かな夢、思い、信念、施策などがある限り、孤独にはならない。

そういう意味で、「知識有限・知恵無限」を実感する。知識は本やネットでいくらでも得られるから無限にあるように思えるが、所詮オリジナルは同じであったりし、無限の知識などあり得ない。それに対し、知恵は本当に無限にむくむくとわき出て来る。もし失敗したら、もし戦いに負けたらどうしようと思うことも多いが、火事場の馬鹿力かもしれないが、追いつめられれば必ず知恵が出る。

逆に言えば、経営をしていて次の一手がなくなった時が経営者としての終焉だと思っている。前のめりとは、無限に知恵を出し続け、それをスピーディに実行する事なのだろう。

2009年08月25日 10:59