データ分析基礎知識

“分析力をコアとするデータソリューションカンパニー”
株式会社ALBERTが、データ分析にまつわる基礎知識をわかりやすく解説します。

One to oneマーケティングとは

One to oneという言葉はよく使いますが、One to oneの「One」は何を指すのでしょうか。前のOneに関しては様々な考え方があります。「企業」「商品」「販売店」などですが、ALBERTでは「販売機会」ととらえています。また、後のOneは「顧客」だと考えるのが一般的でしょう。

one to oneとは1販売機会to1顧客

しかしながら、実務的には、必ずしも1人ひとりに違う対応ができるとは限りません。全員に違う商品をおすすめする完全なパーソナライズもありますが、例えば、クラスターを20に分けたとすれば、20の施策を打つわけであり、5種類のダイレクトメールを送るとすれば5つの施策しかありません。このような場合の後半の1は、1クラスターであって1顧客ではありません。ALBERTでは、One to oneの本質は「1販売機会to対応可能な1最小顧客セグメント」と考えています。

実務的には1販売機会to1最小顧客セグメント

ALBERTでは、お客様が買いに来られたときに“あたかも実際の店舗の商品知識が豊富で気配りのできる店員さんのように、そのお客様の好みを知っており、好みのものを提供してくれること。おもてなしの心を持った対応をすること”が、One to oneマーケティングの本質だと考えています。
POSシステムでは「何を買ったか」はわかりますが「誰が買ったか」を個人レベルで把握することは難しいということを先に述べました。通信販売の場合、基本的には決済や配送のために住所やメールアドレスなどの個人情報を取得することになるので、購買データに個人を特定する情報が紐付いています。従って、ダイレクトマーケティングとの親和性が非常に高く、One to oneマーケティングを実現しやすいといってよいでしょう。

インターネットを活用したCRMの場合、カタログ印刷やDM印刷等の紙のコストがかかるわけではないので、1人ひとりに異なった商品を案内するメールを送ることも可能ですし、マイページのような個別対応のページ作りもできるようになっています。さらに、昨今のWeb技術の進化により、消費者が能動的に登録作業をしなくても、「Cookie」の活用で顧客の購買行動を個別に把握できるようになりました。Cookieの登場は、インターネットマーケティングにおけるOne to oneを実現する上で、極めて大きなブレークスルーです。顧客がどのような経路でそのサイトにたどり着いたのか、どのような商品に興味を持ち、どのような商品と比較検討したのか、一度カートに入れたけれど購入しなかった商品は何なのかなどの詳細な行動履歴データが取得できるわけです。

プライベートDMPの構築により、様々な販売機会におけるより個別的にタッチポイントを最適化することが可能になり、真のOne to oneマーケティングが実現できる時代が来たといえるでしょう。

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